先日、九重を歩いてきました。

坊ガツルにはススキが揺れ、吹く風にもどことなく涼しさが感じられました。
暑かった夏もようやく終わり、山は少しずつ秋の装いです。

広い草原と山々を眺めながら歩いていて、ふと思いました。
「来年の今頃は、もう国スポが始まっているんだなあ。」
「日本のひなた宮崎 国スポ・障スポ」の国スポは、令和9年(2027年)9月26日から10月6日まで。障スポは10月23日から25日まで開催されます。いよいよ、およそ1年後に迫ってきました。
大会が近づくにつれ、競技だけでなく、宿泊、輸送、そして「食」の準備も、これから本格化していくことと思います。
そんな中、少し気になるニュースがありました。
9月12日、京都市の「たけびしスタジアム京都」で開催されていた第74回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会で、大会スタッフらに提供された弁当を食べた方々が、嘔吐や下痢などの症状を訴えました。京都市は、9月12日に提供された弁当を原因食品とする食中毒として公表しており、患者は38人。原因となった物質については調査中とされています。
大会やイベントでは、一度に多くの食事や弁当を提供することがあります。
このような事例を見ると、改めて食品の衛生管理の大切さを感じます。

宮崎の国スポ・障スポでも、食品提供施設について「食品衛生対策実施要領」が定められています。
日本のひなた宮崎 国スポ・障スポ食品衛生対策実施要領.pdf
対象となるのは、選手・監督や大会関係者などに食事を提供する宿泊施設、食事提供施設、仕出し料理・弁当の調製施設、大会会場内の食品営業施設などです。
例えば、仕出し料理や弁当を調製する施設については、必要に応じて、大会期間中に提供する副食2品以上について食品検査を行うこととされており、その実施時期は令和9年4月~6月となっています。
また、水道水以外の水を食品の調理などに使用する場合には、両大会開催前の1年以内を目途に水質検査を受け、基準に適合していることを確認することとされています。
そこで今回、当センターでは、国スポ・障スポで食品を提供される施設の皆さま向けに、検査内容をまとめたチラシを作成しました。
「国スポ・障スポの食の安全を、検査で確かなものに。」というのが、このチラシのメッセージです。
食品検査の項目や料金、検査をおすすめする時期、水質検査などを、できるだけ分かりやすく1枚にまとめています。
検査はセンターの窓口だけでなく、お近くの各地区食品衛生協会でもご相談いただけます。
大会までまだ1年。
でも、準備を考えれば、もう1年しかありません。
全国から宮崎を訪れる選手や大会関係者の皆さんに、「宮崎の食はおいしかった。そして安心だった」と思っていただける大会にしたいものです。
当センターも、「この街の食と水の安全をあなたと」をモットーに、検査の面からその準備をしっかり支えてまいります。
