先月、当センターの評議員会が開催され、昨年度の決算などをご審議いただきました。
ご承認いただいた当センターの昨年度の貸借対照表をアップしましたので、どうぞご覧ください。
その評議員会の中で、複数の評議員の方からSFTS(重症熱性血小板減少症候群)についてご意見がありました。
当センターでは、検査業務に加えて、宮崎県の委託を受けて、当センター職員である動物愛護指導員を各保健所や動物愛護センターに配置し、動物愛護・管理業務のサポートを行っています。
その業務に関してのご意見でした。

皆さま、SFTSについてはご存じでしょうか?
SFTSは、SFTSウイルスによる感染症です。主にウイルスを保有するマダニに咬まれることにより感染します。
主な初期症状は、発熱・全身倦怠感・消化器症状などで、重症化し死亡することもあるとのことです。 本県においても感染者及び死亡者が報告されています。
宮崎県:重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するお知らせ
評議員の方からのご意見は、先月、三重県においてネコを治療した獣医師がSFTSの疑いでお亡くなりになった報道を受けて、当センターの動物愛護指導員が犬や猫を扱う業務に従事する際に十分留意して欲しいというものでした。
ネコ治療した獣医師死亡 マダニが媒介する感染症の疑い 三重 | NHK | 三重県
宮崎県からのお知らせでは、SFTSの感染予防対策として、草むら等での活動時にマダニに咬まれないよう肌の露出を少なくする服装をすることやネコ等の動物からの感染を防ぐための留意点も案内されています。
皆さまも是非ご留意ください。
70年振りに6月梅雨明けとなり、暑い日が続いています。
少しでも涼しい雰囲気をと思い、涼三景をお届けします。


